映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」感想
「図書館戦争 THE LAST MISSION」のネタバレあります。ご注意ください。
また、「図書館戦争」の原作・アニメ版・マンガ版の結末にも触れているので、その点にもご注意ください。
鑑賞日 :2015年10月20日
タイトル:
評価 :★★★★(四ツ星)
→アクションシーンに怯えてしまった為
点数 :70点
→苦手とするアクションシーンが多く、怖がってしまった為
【感想】
原作(小説)3巻&4巻をミックスして2で割った感じのストーリーでした。
「図書館戦争」&「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」と比べると、日常シーン(コメディシーン)よりアクションシーンが多かったです。
日常シーン:アクションシーン=3:7という感じでした。
水戸での戦闘シーンが、なんと戦闘終了時刻になっても終了せず、酷く苦しい長期戦となる。
銃撃戦&敵をなぎ倒すシーンがリアルで衝撃も大きくて、それらのシーンがどうしても苦手だった私は耳をギュウッと塞ぎながら見てました。
耳を塞いでいても、音は聞こえてきてビクビクとしてしまいました。
しかし、堂上&郁の恋愛シーン(手を繋ぐ&頭撫で撫で&郁から堂上にキス&ラストにてカミツレデートの約束)にはキュンキュンしました。
岡田准一さん演じる堂上教官はほとんど笑わない厳しい教官として描かれていると思います。
しかし、テレ隠しやツンデレな面もあります。厳しさとツンデレのギャップが素敵だと思いました。
DVDが発売されたら、購入して恋愛シーンに着目して鑑賞したいと思います。
特に感動したシーンは堂上と郁とのキスシーン&郁が体力を振り絞って走り「図書館法規要覧」を届けて、そこで折口マキに出迎えられるシーンです。
原作やマンガ(LaLa)、アニメでは堂上と郁の恋愛に決着が着き、結婚もして夫婦になります。
(子供がいるという描写は無いのですが、その後の2人の未来に関しては読者・視聴者の想像の中で自由に描くと良いと思います。ちなみに、私の想像では2人は子供は持たず、永遠に2人っきりでラブラブ&幸せにしている2人を描いています。子犬を飼って2人で可愛がるシーンも想像の中でで描いたりしています。)
「図書館戦争 THE LAST MISSION」では堂上と郁はカミツレデートの約束をして終わります。
「これから2人、そしてタスクフォース&図書隊員のメンバーがどんな日々を送ってゆくのか。それは、皆様がご自由に想像の中で描いてみてください。」というメッセージがラストシーンから感じられました。そのメッセージは映画本編、そしてパンフレットの下記の文章からも伝わってきました。その部分を引用したいと思います。
「『図書館戦争』の物語は幕を引きましたが、登場人物はあの世界で毎日を過ごしています。最近どうしてるかな、と、遠方の友達を思い出すようにときどき思い出してやってください。皆さんが思い出してくださったとき、彼らはいつもそこにいます。思い出す手がかりとして、どうぞスクリーンの彼らに会いに行ってあげてください。」
(パンフレットの最後から2ページ目の「『図書館戦争』よんでとどけ5・7・5」の有川浩さん総評の2~4行目を引用)
実写版では堂上と郁の恋愛に決着はつかず、「to be continued」という形で終わっている点が、この映画の素晴らしさを一層引き立てていると思います。
「図書館戦争」の実写版は、「図書館戦争」→「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」→「図書館戦争 THE LAST MISSION」の3編で構成されています。
「図書館戦争」の実写版は大成功だと思います。
キャスティングもセリフ(言葉)もストーリーも素晴らしいです。
アクションシーンはどうしても苦手なのですが、苦手なシーンがあっても大好きな作品なのです。
映画やドラマだと時間の都合等によりストーリーの順番が入れ替わったり、カットされていたりするのですが、違和感はほとんどありません。
キャストさんのまとっている雰囲気が原作とマッチしており、違和感は全くありません。
特に岡田准一さん演じる堂上教官と榮倉奈々さん演じる笠原郁が大好きです。
DVDが発売されたら、絶対に購入したいと思います。
そして、それを鑑賞した際、新たな発見や感想などが出てくると思うので、その時はまた感想を此処にアップしていきたいと思います。
長い感想文となりましたが、読んでくださり、ありがとうございました。
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